ヒラリー敗北演説

 

2016年アメリカ大統領選挙で、事前のメディア報道では有利とされながらも、まさかの敗退を喫したヒラリー・クリントン氏のスピーチからの抜粋です。選挙結果がわかり、1夜明けてのスピーチです。そのあまりに優等生過ぎる話しぶりや内容から、「信用が置けない」との批判も受ける彼女でしたが、敗北後のスピーチには、一切の虚飾のない、彼女の本音がストレートに出ているように思います。そういった語り口も、このスピーチをよりいっそう感動的なものにしていると言えるでしょう。

(7:40)
Thank you from all of us. And to the young people in particular, I hope you will hear this — I have, as Tim said, I have spent my entire life fighting for what I believe in.
特に若い人たちにこれを聞いてほしいです。ティムが言ったように、私は私が信じたもののために戦うことに自分の人生全体を捧げてきました。

I’ve had successes and I’ve had setbacks and sometimes painful ones. Many of you are at the beginning of your professional, public, and political careers — you will have successes and setbacks too.

成功したときもあれば、挫折し、時には痛みを伴うこともありました。自分の専門的なキャリアや公共的なキャリア、そして政治のキャリアにおいて最初の段階にああなた方の多くは、同様に、これから成功も挫折も味わうことでしょう。

This loss hurts, but please never stop believing that fighting for what’s right is worth it. It is, it is worth it. [Cheers and applause]

そうした経験は心を痛めますが、決して、正しいことのために戦うことは価値があると信じることを決してやめないでください。そうです。正しいことのために戦うことは価値があるのです。

And so we need — we need you to keep up these fights now and for the rest of your lives. And to all the women, and especially the young women, who put their faith in this campaign and in me: I want you to know that nothing has made me prouder than to be your champion.

私たちはあなた方に今、そして残りの人生においてこの戦いを続けてもらわなければなりません。そしてすべての女性たち、とくに今回の選挙と私を信じてくれた若い女性たちに知ってもらいたいのは、あなた方の支持ことが何よりの私の誇りだったということです。

Now, I know- I know we have still not shattered that highest and hardest glass ceiling, but someday someone will — and hopefully sooner than we might think right now. [Cheers and applause] (174 words)

最も高く硬いガラスの天井は未だ砕くことができませんでしたが、いつの日か誰かが打ち砕くことでしょう。私たちがたった今考えているよりもずっと早く、その日が訪れることを願っています。

↓抜粋した部分のみの音声です。繰り返し聞いてみましょう。