トランプ大統領決定後のオバマ大統領のスピーチ(2)

まさかのヒラリー・クリントン候補が敗北を喫し、オバマ大統領にとっても予想外の結果であったであろう2016年のアメリカ大統領選。しかし、そこは気持ちを切り替え、「こんなこともあるさ」と聴衆と味方の陣営に呼びかけている、1分強のドンマイ・スピーチです。スタッフの労をねぎらうような穏やかな口調、そして「人生山あり、谷あり」といった内容を英語でどう表現しているかに注目しながら、聴いてみてください。

(5:43~)
So this was a long and hard-fought campaign. A lot of our fellow Americans are exultant today. A lot of Americans are less so. But that’s the nature of campaigns. That’s the nature of democracy. It is hard, and sometimes contentious and noisy, and it’s not always inspiring.

今回は長く、厳しい選挙戦でした。今日、多くの我々アメリカ人の仲間が勝ち誇り、多くのアメリカ人が肩を落としています。しかし、それこそが選挙の本質です。それこそが民主主義の本質です。それは厳しく、時には議論を呼び、騒々しく、常に感動的とは限りません。

But to the young people who got into politics for the first time, and may be disappointed by the results, I just want you to know, you have to stay encouraged. Don’t get cynical. Don’t ever think you can’t make a difference. As Secretary Clinton said this morning, fighting for what is right is worth it.

しかし、初めて政治に参加し、そして恐らく結果に失望した若者には、気を落とさずにそのままでいるべきだということは、ただ知っておいてほしいと思います。冷笑的になったり、自分には変化をもたらすことができないなどと考えてはいけません。クリントン長官が今朝言ったように、正しいことのために戦うことは、それ自体価値あることです。

Sometimes you lose an argument. Sometimes you lose an election. The path that this country has taken has never been a straight line. We zig and zag, and sometimes we move in ways that some people think is forward and others think is moving back. And that’s okay. I’ve lost elections before.

時には議論に負けることもあります。時には選挙に落ちることだってあります。この国が歩んできた道のりは、決して真っすぐな一本道ではありませんでした。ジグザグに進み、時には、一部の人々は進歩的だと考え、残りの人々には後退だと思える道に踏み出すことだってあります。そして、それで構わないのです。私だって過去、選挙に落ちました。

(抜粋部分の音声)